フコイダンの研究報告 | >||||||||||||||
抗腫瘍活性作用 | ||||||||||||||
ヒト由来継代腫瘍細胞「急性リンパ芽球性白血病(Molt-4)」と正常細胞である正常ヒトリンパ球(PBL)を使用。 WST-1 assay で確認。 その結果、ガン細胞の生存率は濃度依存的に抑制された。 また、ヒト前骨髄性白血病細胞、ヒト急性リンパ芽球性白血病細胞、ヒト胃癌細胞、結腸癌細胞、結腸腺癌細胞にフコイダンを添加しますと、生存細胞数が減少し、ゼロ近くになる現象を発見する。 さらに詳細に調べて見ると、その細胞死は、生命の設計図であるDNAが切断され、根源から生存不可能になる、アポトーシス(細胞の自殺)により引き起こされた事が確認される。 正常細胞の生存低下率は一切認められない。 この結果、「フコイダン」がガン細胞に対して特異的に反応し、ガン細胞の消滅(アポトーシス)誘導することが明らかになった。 |
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がん細胞の生存率(%) 正常細胞の生存率(%) 1996年 癌学会においても「フコイダンで癌が消えた」という臨床報告がなされ、 癌患者に対しては一日3gのフコイダンを投与したという臨床報告が発表された。 |
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ヒト前骨髄性白血病細胞の増殖に及ぼす影響 | ||||||||||||||
ヒト前骨髄性白血病細胞を A>40時間培養後、 「フコイダン」を添加していない場合[白血病細胞]が3倍に増殖。 「フコイダン」を添加した方は消滅。 B>70時間培養後、 「フコイダン」を添加していない場合、[アポトーシス]は低レベル。 「フコイダン」を添加した方は 100% 死細胞となる。 (アポトーシス作用により) AとBは試験結果の見方が違います。 Aは、フコイダンを「添加する、しない」において、ヒト前骨髄性白血病細胞の増減を調べております。 Bは、フコイダンを「添加する、しない」において、ヒト前骨髄性白血病細胞のアポトーシスのパーセンテージ(割合)を調べております。 つまり、A・Bを比較して見ますと、 フコイダンを添加した方のヒト前骨髄性白血病細胞はアポトーシス作用により消滅したことになり、一方、添加していない方は、ヒト前骨髄性白血病細胞が増殖(40時間後には3倍にも)しておることになります。 |
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免疫賦活作用 | ||||||||||||||
免疫細胞マクロファージのグルコース消費亢進活性を認める。 これにより 「フコイダン」 が有意に免疫機能を活性化していることが判明。 |
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抗血液凝固作用 | ||||||||||||||
硫酸多糖類(単糖が鎖状または樹状に繋がっている分子量の大きい糖質中に硫酸が結合した一群の多糖のこと)には、抗血液凝固作用や血液浄化作用(リポタンパクリパーゼ活性)など報告されている。 | ||||||||||||||
抗潰瘍活性作用 | ||||||||||||||
消化性潰瘍(胃潰瘍)には細菌 Helicobacter pylori
(ピロリ菌)が深く係わっていると考えられる。 ピロリ菌は特定の糖鎖に結合することにより胃潰瘍を引き起こしていると考えられる。 この特定の糖鎖にピロリ菌とモズク由来「フコイダン」を添加すると、「フコイダン」の添加量の増加とともに糖鎖と結合するピロリ菌の減少が報告されている。 |
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アポトーシス(遺伝子 DNA にプログラムされた細胞死)作用 | ||||||||||||||
アポトーシスとは「遺伝子(DNA)にプログラムされた細胞死」のことです。 沖縄モズク由来「フコイダン」・コンブ由来「フコイダン」・アガリクス について ガン細胞である HL60(前骨髄性白血病細胞株)とNOS4(ヒト卵巣癌培養細胞株)を用いて アポトーシス誘導能を測定した結果、 免疫賦活作用 などが報告されている 「アガリクス」 には アポトーシス誘導 は認められない。 「モズク由来フコイダン」 については、「コンブ由来フコイダン」よりアポトーシスの誘導が高く認められる。 沖縄モズク由来「フコイダン」 には、キノコ類等の持つ生理活性機能である、 「免疫賦活能」 にあわせて「アポトーシス効果」も明らかになる。 毒物や物理的に細胞が壊れてしまうネクローシス(壊死)とは明確に区別されている現象です。 |
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抗アレルギー作用 | ||||||||||||||
マウスのアトピー性皮膚炎モデルを用いて、沖縄モズク由来「フコイダン」の抗アレルギー作用を確認する。 14日間の反復経口投与を行ない、3日,7日、10日、14日の投与の翌日に ヒトアトピー性皮膚炎の臨床症状の評価基準に基づき評点化する。 沖縄モズク由来「フコイダン」を経口投与したマウスの アトピー性皮膚炎改善度は、 投与してないマウスを 100 とした場合15日目には 150 となり (数値が上がっているって事は良くなっていること。) 経口投与で抗アレルギー作用を示しました。 |
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抗HIV(抗エイズウィルス)活性作用 | ||||||||||||||
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ヒト前骨髄性白血病細胞の増殖に及ぼす影響 | ||||||||||||||
ヒト前骨髄性白血病細胞を 40時間培養後、「フコイダン」を添加していない場合[白血病細胞]が3倍に増殖。 「フコイダン」を添加した方は消滅。 70時間培養後、 「フコイダン」を添加していない場合、[アポトーシス]は低レベル。 「フコイダン」を添加した方は100%死細胞となる。 |
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